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カイオ・ドゥイリオ級戦艦 (初代) : ウィキペディア日本語版 | カイオ・ドゥイリオ級戦艦 (初代)[かいおどぅいりおきゅうせんかん]
カイオ・ドゥイリオ級戦艦 () は、イタリア海軍の草創期の戦艦。第一次世界大戦前に最初に竣工させた装甲艦であり、同型艦はエンリコ・ダンドロ()。本艦は仮想敵国フランス海軍が増強し続ける装甲艦勢への対抗艦として建造された艦である。 == 艦形 ==
船体形状は水面から乾舷までが低い平甲板型船体となっている。衝角の付く艦首から艦首甲板に兵装はなく、1番煙突の中間部に戦闘艦橋が付く。そこから単脚式の主檣が一番煙突と二番煙突の中間部に立ち、主檣の右前方に装甲フード付き露砲塔に収められた1番45cm連装砲が、主檣の左後方に2番45cm連装砲のバーベットが配置される。二番煙突後方から甲板上にこの頃にポピュラーであった艦載水雷艇を1隻収められる格納庫が配置され、それを囲むように12cm副砲が単装砲架で3基を艦尾方向に向けて配置された。艦載水雷艇は艦尾の扉から出し入れできた。「エンリコ・ダンドロ」の近代化改装時に一本しかなかった主檣は一番煙突の前方に前檣を、二番煙突の後方に後檣を配置し二本となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カイオ・ドゥイリオ級戦艦 (初代)」の詳細全文を読む
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